「文化」といわれると、 何やら堅苦しくて…気難しそうで…と 感じる方が多いようです。 では、そもそも「文化」とは何でしょうか? 何かを明らかにすることを「明文化」、 はっきりと書き示すことを「文章化」と言いますが
私はそれらから一文字欠けたくらいの 力加減のところに「文化」はあると思っています。
輪郭線があるようでない フワフワとした雲のような存在 つかみきれないけれど間違いなくそこにある そんなものだと考えています。
フワフワとしているからこそ、 時が流れて時代の形が変わっても柔らかく馴染む… これが「文化」の正体だと思えば、 そのあり方そのものが 生き抜く知恵の塊かもしれません。 |
▲袋帯「月ゆがむに非ず |